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2024年2月20日
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研究成果:--ドラッグ・リポジショニングで運動機能回復へ-- 強心剤による運動学習能力向上の促進を実証:橋本遵一さん(宮井研究室):Neuroscience 誌
宮井研究室の客員研究員,橋本遵一さんの研究論文がNeuroscience誌に採択されました。
Effects of cardiac glycoside digoxin on dendritic spines and motor learning performance in mice.
Junichi Hashimoto, Erika Fujita, Keisuke Tanimoto, Suzuo Kondo, and Kazumasa Matsumoto-Miyai.
Neuroscience, 541:77-90, 2024.
概要:強心剤として臨床でも使用されているジゴキシンをマウスに投与したところ、大脳皮質の錐体ニューロンの長い形状の樹状突起スパイン(樹状突起スパインは興奮性シナプスの後部構造で、長い形状は新生スパインに特徴的な構造)が有意に増加し、運動学習能も有意に向上しました。
脳障害後の神経回路の再構築やリハビリテーションの促進に応用できる可能性があると考えております。
掲載雑誌のNeuroscience誌は国際脳研究機構(IBRO)の機関紙です。
※大阪公立大学プレスリリースの最新の研究成果でより詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。
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