ダイバーシティ推進

ダイバーシティ宣言は、大阪公立大学憲章と同じ視座に立ち、特に多様性の尊重が知的創造の場において求められることに鑑みて、両大学の伝統を継承し、社会の期待と信頼に応え、知的好奇心としなやかな思考で差別や偏見を克服して、一人一人が大切にされ、誰もが参加できる持続的な社会の形成を担う次世代にダイバーシティの理念を伝え、インクルーシブな社会の実現に資する役割を果たすことを宣言するものである。

大阪公立大学ダイバーシティ宣言

人類は、他者と共生することで、地球の環境に適応し、今日まで存在し続けることができた。人は、自分の経験を超えることでも、想像力を働かせ、他者の立場に身を置いて考えることができる——多様な存在を相互に認め合うことは、各人が自分と同じく大切にされる存在であることを確認して助け合う途を開き、新たな選択肢を増やす——多様性の尊重は、まさに共生社会に生きる人の知恵である。
知的な創造活動を共同して行う大学では、多様性の尊重を通じた新たな発見・考察を発展させ、広く社会に伝えることが求められる。その役割の重要性を自覚して、人権および基本的自由を尊重する大学の実現を目指し、また、多様、融合、国際の三つの視点から、信頼の拠点たるべきことを重んじてきた。
この先人の実践を踏まえ、自由闊達な文化を育んだ歴史ある大阪において、知的好奇心としなやかな思考で差別や偏見を克服して、一人一人が大切にされ、誰もが参加できる持続的な社会の形成を担う次世代にダイバーシティの理念を伝え、インクルーシブな社会の実現に資することが私たちのつとめであると信じ、大阪公立大学は、以下のように宣言する。


1    差別をなくし、人権の尊重を実践する。
大阪公立大学は、人権尊重の重要性に鑑み、差別、嫌がらせのない教育・研究環境、職場環境を整備し、不当に排除されないよう支援の仕組みを整え、誰もが自由に学究し、生き生きと働くことができるキャンパスをつくる。


2    多様性に配慮し、各人が能力を発揮することができるように助け合う。
大阪公立大学は、ひとりひとりの個性を尊重し、多様な存在が共生すること自体に価値があることを見出し、各人が能力を発揮することができるように、また、相互に理解を深めるために交流を促進し、対等な関係を築くことができるキャンパスをつくる。


3    知的に開かれた学問の場を創造し、その成果を社会に発信する。
大阪公立大学は、地域に信頼されると共に、国際社会へ活躍の場を広げ、常に新たな発見 を模索し、多様な声に耳を傾け、その批判にこたえて磨かれた成果を社会に向けて発信する。

以上