社会連携推進本部長挨拶

社会連携推進本部長 重松孝昌

大阪公立大学の前身である大阪府立大学・大阪市立大学は140年前後に及ぶ歴史を有し、それぞれが培った教育知・学問知を礎として、地域と密接な関係を築いてきました。統合によってこれらの知を単に結集させるだけでなく、総合大学の特色を活かして培った知の多様な連結をはかり、より多様な「新たな知」を創出したいと考えています。このような知の積極的な活用を促進することによって、社会貢献を果たす決意を新たにしています。

社会連携推進本部では、「地域連携」と「生涯学習支援」の観点から社会貢献の促進に尽力したいと考えています。

時々刻々と変化する社会情勢の下、地域社会は常にさまざまな課題を抱えつつ、あるべき姿や将来像の描出を模索しています。大阪公立大学では、このような模索を支援することを目的として、「地域連携センター」を設置しています。多様な専門知を持っている教員が、地域社会と積極的に連携しようとお待ちしています。遠慮なくご相談ください。ときには、教員のほうから地域社会に飛び込んでいくこともあるかもしれません。その折には、ご協力いただきたいと思います。

また、大学での学習に触れたいという方、あるいは幅広い知識や高度な知識を学び続けたいと考えている方を対象として持続的かつ多様な学習の場を提供することを目的として、「生涯学習センター」を設置しています。普遍的な真理の探索や時代の先端科学技術の知識の獲得など、皆さまの自己研鑽を支援する教員がそろっています。

これらの活動を通して、地域社会やそこに暮らす皆さまの生活が少しでも豊かになるようにと考えています。大阪公立大学は地域とともに未来を作っていきたいと考えています。皆さまのご要望に応える努力は惜しみません。どうか積極的に、大阪公立大学を活用してください。

社会連携推進本部長
重松 孝昌