教育推進本部長挨拶

教育推進本部長 高橋 哲也

大阪公立大学は大阪市立大学と大阪府立大学を統合し、学士課程に1学域・11学部、大学院課程に15研究科を擁する日本最大の公立大学であり、文系・理系・医療系、そして、文理融合領域まで学びたいことが必ず見つかる総合大学として2022年4月にスタートしました。

教育推進本部はこの大阪公立大学の教学部門全体の運営を行う組織で、教務部門と学生部門を担当する職員組織と5人の副学長から構成されています。学生の皆さんと直接関わるのは教務部門や学生部門の担当課の職員の方々ですが、この本部の下に教学関係の全学委員会が置かれ、制度や実施方法について議論され、大学全体の方針として決定されていきます。

大阪公立大学の教学に関する当初の方針を一言で表すと「良いこと取り」です。大阪市立大学、大阪府立大学で行ってきた教育・学生支援の良いところを残して発展させるということを基本方針としています。また、大阪市立大学、大阪府立大学の在校生については、これまでの両大学で提供してきた内容を維持するとともに、大阪公立大学で提供しているものの一部は両大学にも提供していくことにしています。

大阪公立大学は学士課程において、現代人として必要な教養を修得し、国際感覚の錬磨によって幅広い視野に立ち、自主的・総合的な判断力、問題解決能力、及び豊かな人間性と社会に積極的に参加する市民的公共性を身につけ、生涯にわたり継続的・発展的に学び成長できる人材を養成することを目指しています。両大学の伝統ある専門教育(学部・学域教育)を発展させていることに加えて、初年次教育科目として1年前期に少人数で全学部・学域の枠を越えて学ぶ「初年次ゼミナール」と大学で学ぶためのICTスキルの基礎を身につける「情報リテラシー」を必修科目として開設するなど充実した初年次教育を提供します。加えて、「総合知で、超えていく大学」を目指して、多彩な副専攻を用意しているので、是非、専門以外の異分野の学びにもチャレンジしていただけることを願っています。授業形態は対面授業が中心ですが、昨今のコロナ禍において急速に普及したオンライン授業も積極的に活用し、授業支援システム(Moodle)で授業及び授業外の学習を支援するとともに、学生自身が自発的に学習成果を蓄積し振り返ることができるよう教育学習支援基盤(てぃら・みす)に学修記録を蓄積できるようにしています。

大学院課程においては、知識基盤社会を多様に支える高度で知的な素養を兼ね備え、将来、教育研究機関、国内外の公的機関、民間企業、NGO及びNPOなど様々な分野でリーダーとして社会を牽引する人材の養成を目指しています。そのために、研究者養成を行うための研究指導(リサーチワーク)の充実に加え、大学院共通教育科目と各専攻が開講する複数の専門科目を体系的に履修して基礎的素養と専門知識の応用力等を培うコースワークを充実させています。

学生支援についても、両大学のクラブ・サークル等の課外活動を大阪公立大学でも継続・発展させるとともに、経済的な支援についても国・大阪府の修学支援制度を継続するなど大学独自の支援も行っていきます。特に、博士後期課程・博士課程の学生には生活費相当の奨学金を出す制度を拡充しています。

教育推進本部は全ての学生が学部・学域(学科・学類)、研究科(専攻)のディプロマポリシーに掲げる知識・能力を身につけて卒業・修了できるように全力でサポートします。何か困ったことがあれば気軽に教務部門や学生部門の担当課を尋ねて下さい。

教育推進本部長
高橋 哲也