イベント情報

第86回KaSpI宇宙セミナー「ブラックホール撮影の最前線:地上観測の現状と衛星観測への期待」

  • 受付中
  • 公開講座

2025年7月3日

文化交流センター

2019年にブラックホールの撮像に初めて成功し、世界を驚かせた国際研究グループ(ETH)日本代表の本間希樹国立天文台教授にブラックホール撮影の最前線についてお話を伺います。

ぜひご参加ください。

開催日時

2025年7月3日(木) 18:30~20:00

イベント内容

【講演概要】
2019年4月、国際プロジェクトのイベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope)が、楕円銀河M87の中心にあるブラックホールの写真を公開して世界中で大きなニュースになりました。公開された写真にはドーナツのようなリングが写っており、その中心には「ブラックホールの影」が暗い穴としてとらえられていました。
また、2022年5月には、天の川銀河の中心にあるブラックホールの写真も公表され、M87の場合と同様の姿が捉えられました。
本講演では、同プロジェクトで日本の代表を務める講師が、これまでに地上望遠鏡を用いて得られたブラックホールの写真の意義についてわかりやすく解説し、さらに人工衛星を用いた将来の観測展望についても説明します。

【講師紹介】 
本間 希樹(ほんま まれき)
アメリカ合衆国テキサス州生まれ、神奈川県育ち。
平成11年東京大学大学院博士課程修了。その後国立天文台に勤務し、 平成27年より国立天文台教授、水沢VLBI観測所所長を兼務。 超長基線電波干渉計(VLBI)を用いて銀河系構造やブラックホールの研究を行っている。著書に『巨大ブラックホールの謎』(講談社)、『国立天文台教授もおどろいた ヤバい科学者図鑑 』(扶桑社)。 平成29年よりNHKラジオ『子ども科学電話相談』の回答者も務めている。

開催場所詳細

大阪公立大学 文化交流センター

大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階
アクセス(文化交流センター Webサイト)

対象

どなたでも

定員

70名

参加費

無料

申込期間

当日(2025年7月3日)まで申し込み可能

申込方法

フォームによる申し込み
第86回KaSpIセミナー参加登録フォーム

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※聴講可の場合、お返事は差し上げません。お気軽にお越しください。

お問い合わせ先

Eメール:kaspi[at]omu.ac.jp 
[at]を@に変更してください。

主催、後援等

【主催】
関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
大阪公立大学  宇宙科学技術研究センター 

【協賛】
日本航空宇宙学会関西支部

該当するSDGs

  • SDGs04