お知らせ

絶滅危惧種の水草を専門家と観察 「水生植物観察会」を開催します!

2022年6月16日

  • プレスリリース
  • 大学からのお知らせ

大阪公立大学附属植物園は2022年7月9日(土)に「水生植物観察会」を開催します。
水草(水生植物)は水中や水辺に生育するために、陸上の植物とは異なる特徴をもっています。今回の観察会では、水草の持つさまざまな特徴や水中で生育する食虫植物の捕虫の様子などを観察する予定です。

ポイント

<水草の茎や根の構造を観察>
ムジナモはモウセンゴケ科の水生植物で、環境省のレッドリストでは絶滅危惧ⅠA類に分類されている絶滅の危険性が極めて高い植物です。水底に定着するための根を持ない浮遊性の水草で、水中を漂うプランクトンなどを捕まえる捕虫葉を持っている食虫植物です。捕中葉や花を観察する予定です。

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        ムジナモの花

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        ムジナモの捕虫葉


<専門家が解説>
理学研究科 厚井 聡(こうい さとし)准教授が、水草と陸上植物の特徴や違いを解説します。

<絶滅危惧種など貴重な水草を観察>
本園では、ガガブタ、ミズキンバイなど近畿地方の絶滅危惧種を中心に数多くの貴重な水草を保有しています。本園がかねてより注力している絶滅危惧種保全の取り組みについてもご紹介します。

 

詳細

開催日時: 2022年7月9日(土)13時30分~15時(雨天実施)
会      場: 大阪公立大学附属植物園 展示・実習室
 住所)大阪府交野市私市2000
 アクセス)京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約6分
参 加 料 : 無料(入園料350円は必要)
 ※中学生以下、障がい者手帳、知的障がい者療育手帳及び精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳の
  提示により本人と付添の方1名は、入場料無料
 ※大阪府在住の満65歳以上の方で、住所・年齢の分かる公的証明書を提示された方は、入園料150円
参加方法: ①開園後に、植物園事務所入園窓口にて参加整理券を配付いたします。参加のご希望を窓口でお申し出ください。
②参加整理券をお持ちの上、13時25分に植物園 展示・実習室にお集まりください。
 ※参加整理券の配付は先着15名様までとなります。
そ の 他 : ・新型コロナ感染症対策として、参加にあたってお名前と連絡先電話番号を提出いただきます。
・参加の際は、マスクの着用とソーシャルディスタンスの確保のご協力をお願いします。
・写真撮影は自由です。
・一部学生が説明することがございます。




プレスリリース全文 (552.3KB)


本件に関する問い合わせ先

大阪公立大学附属植物園 担当:中野
TEL:072-891-2059(9:00~17:00)
FAX:072-891-2101
E-mail: b-garden[at]sci.osaka-cu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。

取材に関する問い合わせ先

大阪公立大学 広報課 担当:久保
TEL:06-6605-3411
E-mail: koho-list[at]ml.omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。

該当するSDGs

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