お知らせ

ドイツ人工知能研究センターと連携協定を締結

2022年7月1日

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左より、櫻木 弘之副学長、辰巳砂 昌弘学長、DFKI アンドレアス・デンゲル教授、黄瀬 浩一教授

2022年6月30日、大阪公立大学とドイツ人工知能研究センター(DFKI)は連携協定を締結し、ドイツ国外初となるDFKI Labを大阪公立大学内に開設する運びとなりました。

中百舌鳥キャンパスで行われた締結式には、DFKI アンドレアス・デンゲル教授をはじめ、DFKIの関係者や本学関係者が参加。大阪・神戸ドイツ連邦共和国領事館よりマルティン・エバーツ ドイツ総領事、ヨハネス・シュバイツァー経済担当上級専門官などの来賓もお迎えし、盛大に執り行われました。

これまで本学とDFKIは、人工知能の基礎研究と応用研究において協力関係を築いてきました。知識と技術の移転やインフラの共同利用、若手研究者の育成や学生の教育などを主要なテーマとして、今後も連携を強化してまいります。

関係者のメッセージ

DFKI CEO アントニオ・クルガー教授
私たちは、長きにわたり日本の研究機関や企業との良好なパートナーシップを築き、人々や社会のために人工知能を活用するという大阪公立大学との共通理念のもと、日本におけるDFKIの事業展開を進めてきました。国際競争力を高めるため、未来に関連する研究テーマにおいて、同じ志を持つパートナーであり高度技術を持った日本との協力関係を、深めていきたいと考えています。

辰巳砂 昌弘学長
DFKI
とは大阪府立大学時代から、長きにわたり人工知能の基礎研究と応用研究の両面で協力関係を築いてきました。これまでの信頼と歩みをさらに発展させ、知識や技術の移転、若手研究者の育成や学生教育など、新大学としてDFKIとこれまで以上に連携を強化してまいります。

DFKI カイザースラウテルン エグゼクティブディレクター
大阪府立大学特別栄誉教授 アンドレアス・デンゲル教授

DFKI Lab Japan
によって、日本の大学、研究機関、企業との良好な関係や協力体制をさらに強化し、日本におけるDFKIブランドを、確固たるものにしたいと考えています。この2年間は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により国際交流が難しい面がありましたが、いよいよ次のステップに進むことができ、大変うれしく思います。

情報学研究科 黄瀬 浩一教授
デンゲル教授と我々は25年以上にわたって、共同研究や人材交流を行ってきました。このたび、ドイツ国外初のDFKI Labを本学において開設の運びとなったことは画期的なことです。私たちの交流がさらに活発になり、人間中心のAI技術の共同開発を進めることで、共同研究が国際社会に良い影響を与えることを期待しています。



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協定締結後に握手を交わす辰巳砂学長(左)とデンゲル教授()

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DFKI Lab Japanの前にて

左より、黄瀬教授、デンゲル教授、辰巳砂学長、大阪・神戸ドイツ総領事館マルティン エバーツ総領事




関連リンク

ドイツ人工知能研究センター(DFKIWebサイト
https://www.dfki.de 

お問合せ先

研究推進課 
中百舌鳥キャンパス
TEL: 072-254-9686

該当するSDGs

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