お知らせ

「あつまれ!メディカルキッズ―病院のお仕事を体験してみよう―」を開催

2022年8月30日

  • 教育
  • 社会連携

2022年7月28日(木)、本学医学部 スキルスシミュレーションセンター(SSC)にて、子ども向け公開講座「あつまれ!メディカルキッズ―病院のお仕事を体験してみよう―」を開催しました。

このイベントは2022年度「大阪公立大学★高専 小中高生サマーラボ」の一プログラムとして開催されたもので、小学生1年生~3年生を対象とし、参加者は子供用白衣を着てお医者さんの仕事の一部を体験するプログラムです。多数の応募があり、抽選により27名の子どもが参加しました。

当日は、中心となり準備にあたった本学大学院 医学研究科 奥山 直木(おくやま なおき)医員・栩野 吉弘(とちの よしひろ)准教授をはじめ、葛西(かっさい)医院 小林 正宜(こばやし まさのり)院長や医学部生まで幅広く運営に参加して開催されました。

栩野准教授のあいさつからプログラムが始まり、医師・看護師の仕事についての説明後、実際に聴診器を使って肺の呼吸音を聴いたり、エコーで体内の様子を調べる超音波検査や、ビーズを使った腹腔鏡手術の機器操作などを体験したりしました。最初は尻込みしていた子どもたちも、だんだん積極的に参加し、終了後には「楽しかった」「腹腔鏡も簡単だったよ」と、元気な笑顔をスタッフに見せてくれました。

「あつまれ!メディカルキッズ」は、医療の仕事、病院の仕事について早期から子どもたちに意識してもらうため、大阪市立大学時代から定期的に継続・開催してきました。未来の医師、医療スタッフがここから誕生することを願います。

教員のコメント
医学研究科 栩野 吉弘准教授

未来を担うかわいいお医者さんの卵を迎えての「あつまれ!メディカルキッズ」は、子供たちの笑顔がはじける企画で、私たち運営側も元気をもらっています。医師や医学生の指導で実際の医療現場で使用しているものと同じものを体験することが、子供たちの心に響いてくれるといいですね。

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認定証書の授与の様子(中百舌鳥キャンパス)

記念撮影

オンライン参加の学生

聴診ブース

授与式後の記念撮影(中百舌鳥キャンパス)

エコーブース

授与式後の記念撮影(羽曳野キャンパス)

腹腔鏡ブース

大阪公立大学医学部スキルスシミュレーションセンターとは

各種シミュレーション器材を揃えた、医療現場等で役立つ様々な技術をトレーニングすることができる施設です。管理人が常駐し、いつでも器材を利用できる態勢を整えています。医療従事者や医学部の学生だけでなく、一般職員に対しても講習会を開き、危機管理意識を高めています。

関連情報

SSC Webサイト
https://www.med.osaka-cu.ac.jp/ssc/ 

該当するSDGs

  • SDGs04