お知らせ

「津波2次避難計画における歩行訓練」を実施しました

2022年11月30日

  • 社会連携

2022年1113日(日)、「津波2次避難計画における歩行訓練」を実施しました。

大阪市では、南海トラフ巨大地震における津波収束後、津波浸水により自区内に避難所確保が困難になる場合を想定し、浸水区域外に避難する「2次避難」を計画しています。

沿岸の区で被災した住民が、内陸の区にある避難所に歩いて移動することを想定し、港区から天王寺区に向かうルートの安全性を検証するため、歩行訓練を実施しました。訓練は、都市科学・防災研究センター(UReC) 生田英輔 教授と同 三田村宗樹 教授、菊川大輝さん(生活科学部4年)、和藥真理子さん(現代システム科学研究科 前期博士課程1年)、社会連携課職員により行いました。

歩行訓練では、ルート内の危険物や避難に対応できる施設など、専用のスマートフォンアプリを用いて調査しました。そのほか、腕時計型脈拍計測器・活動量計などを用いて、歩行による身体的負荷を計測し、疲労感についても評価しました。

あいにく雨天での訓練となりましたが、実際の避難時の天候は予測できないため、悪条件のもとでの検証ができました。今回の訓練は、NHK総合「おはよう日本」やNHK総合「ほっと関西」でも放送されました。

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大阪公立大学社会連携課地域連携センター
Tel:06-6605-2068

 

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