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経済学部・松本ゼミが徳島県牟岐町の「関西 むぎの日」でコラボイベントを開催

2022年12月14日

  • 学生の活動
  • 教育
  • 社会連携

20221210日(土)、経済学部・松本ゼミナール(担当:松本 淳教授)が天神橋筋商店街2丁目で開催された徳島県牟岐町の「関西 むぎの日」でコラボイベントを開催しました。牟岐町と松本ゼミとの連携は新型コロナウイルスの影響で、リモート授業などオンラインでの活動が増えたことをきっかけに始まりました。

 松本ゼミの学生たちは、昨年度も大阪で徳島県産の物販をしたり牟岐町とオンライン交流をしたりと牟岐町と関わっていました。今年は実際に牟岐町を一泊二日で訪れて住民の方々に話を聞き、町を歩いて今回のイベントで行うクイズや配布する漫画の内容を考えました。当日のクイズでは、参加した人々と活発なやり取りで盛り上がる場面も。また、個別にインタビューも行って今後の継続的な「関係人口」を増やす活動につなげるそうです。

 牟岐町では、地域に居住・移住する「定住人口」や、仕事や観光などで地域を訪れる「交流人口」とは異なる、地域と多様な関わりをもつ「関係人口」を増やそうとしています。関西には徳島県出身者も多く、今回のようなイベントをきっかけに、改めて故郷を思い出してもらうことや、今後もファンであり続けてもらう人々を増やすことを目指しています。

 松本ゼミでは、牟岐町との取り組みを3年生と4年生が協力して行っています。担当の松本先生は「今回のようなイベントを学生が自主的に、そして自律的に考えて作っていくことが重要で、いろいろな人たちと関わりながら自分たちで考えて行動することで学生たちが成長していける。学生が卒業したらまた次の学生が一から始めるのではなく、学生たちの取り組みを継続することで毎年経験が積みあがり更新されていくようにしなければならない。そのためには大きな枠組みを自治体や大学の大人が考えていくことが必要だ」と話していました。

 参加した松本ゼミの学生たちは「楽しかった、盛り上がってよかった」という感想とともに「これからも牟岐町との関わりを継続していきます」と力強く述べていました。

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準備の様子

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牟岐町に関するクイズ

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インタビュー

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牟岐町の物産販売

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電話:06-6605-3411