
お知らせ
世界肝炎デーイベント・令和5年度 第1回肝臓病市民公開講座 Osaka Liver Festaを開催
2023年8月10日
- 学生の活動
- 教育
- 研究
2023年8月5日(土)、あべのハルカス25階会議室において、令和5年度 第1回肝臓病市民公開講座 Osaka Liver Festaが開催され、本学専門医による講演のほか、肝硬度測定や体組成測定、パネル展示などが行われました。
世界保健機関(WHO)は2010年より毎年7月28日を世界肝炎デーと定め、ウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎)のまん延防止および患者・感染者への差別・偏見の解消、感染予防の推進を図ることを目的とした啓発活動を行っています。日本でも2012年より7月28日を「日本肝炎デー」と制定し、世界肝炎連盟が展開する世界肝炎デーの活動に参加しています。
肝疾患診療連携拠点病院である大阪公立大学医学部附属病院は、世界/日本肝炎デーの活動に賛同し、市民・府民の皆さまに肝臓病についての知識を深めていただけるよう、肝臓の専門医による市民公開講座を定期的に開催しています。
当日は河田 則文医学研究科長の挨拶に始まり、4名の専門医による肝臓病に関する講演がありました。『のり』とおしゃべりしよう!コーナーでは、参加者から事前に集められた質問に対して、専門医・薬剤師・栄養士がわかりやすく回答。適度な飲酒量など身近なことから、薬や病気の再発に関するやや専門的なことまで幅広い質問が寄せられ、参加者はメモをとりながら熱心に聞き入っていました。
また隣接する会場では、肝硬度測定や体組成測定を実施。抽選で選ばれた約30名が体験し、結果の数値について医師や看護師に質問する姿がありました。
次回の肝臓病市民公開講座は2023年12月中旬頃に開催予定です。詳細が決まりましたら本学ならびに医学部附属病院Webサイト、SNSでご案内いたします。
肝臓病を学びなおそう!
「ウイルス性肝炎の現状と今後」 肝胆膵病態内科学 小塚 立蔵講師 |
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「脂肪肝について今どうしても知って欲しいこと」 肝胆膵病態内科学 藤井 英樹講師 |
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「身近に潜む難病 ~自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎~」 肝胆膵病態内科学 武藤 芳美病院講師 |
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「知っておきたい肝がんのお話」 先端予防医療学 打田 佐和子准教授 |
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『のり』とおしゃべりしよう! 肝胆膵病態内科学 河田 則文教授 |
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体組成測定の様子
肝胆膵病態内科学 元山 宏行病院講師による肝硬度測定
スタッフは「世界肝炎デー」にあわせたオリジナルシャツを着て参加
学生や職員も含め多くのスタッフで運営
問い合わせ先
医学部附属病院 患者支援課
Tel 06-6645-2857
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