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学生が考案!公社賃貸住宅住戸のリノベーション提案発表会を開催

2023年9月11日

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生活科学研究科と大阪市住まい公社は、2023 月に『公社賃貸住宅リノベーション事業の業務提携に関する協定』を締結し、この協定に基づいて、松下 大輔研究室と土井 脩史研究室が共同で公社賃貸住宅の住戸リノベーションプロジェクトを進めています。

2023年9月5日(火)、杉本キャンパスにて『公社賃貸住宅住戸(コーシャハイツ相生)のリノベーション提案発表会』が開催されました。
発表会は、所 道彦研究科長と大阪市住まい公社の田中 義浩理事長による開会のあいさつで始まり、松下教授が『リノベーションプロジェクトにおけるマーケティングリサーチの結果報告』についてプレゼンテーションを行いました。
その後、松下研究室と土井研究室に所属する学生らが、リノベーション案(計6案)を発表。現地見学やニーズ調査、生活環境調査等を通して熟考を重ね考案した『共働きテレワーク対応の暮らし』『ホテルのスイートルームのような暮らし』などをテーマに、ユニークで魅力的なリノベーション案を提案。それぞれの提案に対して大阪市住まい公社の方々より質疑応答・講評を受けました。講評者からは多数の質問が寄せられ、活発な質疑応答が繰り広げられました。

今後は6案のうち最大3つの案が選定され、コーシャハイツ相生の住戸において、その案のもとに実際にリノベーションが行われる予定で、学生らも引き続きプロジェクトに取り組みます。

学生(松下研究室4年生)のコメント

授業で行う製図課題であれば、自分のやりたいことをやりたいようにできましたが、今回は幅広いターゲットに向けた提案を検討する必要があり、ニーズに対応できる提案を考えるのが難しく感じることもありました。
しかし、実際に存在する住戸に対してリノベーション提案を行えるのは、普段の課題よりも出来上がりのイメージを持つことができ、非常に興味深い取り組みとなりました。
また、これまでの課題は基本的に学内の人に向けてプレゼンテーションを行うことが多かったですが、今回は、外部の方にもプレゼンテーションを行うため、より伝わりやすく資料を工夫して作成するなど、建築の面以外でも学びの多い取り組みとなりました。

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開会あいさつ(所研究科長)

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プレゼンテーションの様子(松下教授)

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学生による発表の様子

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リノベーション案の模型

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講評の様子

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当日参加した多くの関係者

問い合わせ先

生活科学研究科
教授 松下大輔 matsushita[at]omu.ac.jp
講師 土井 脩史 s-doi[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

該当するSDGs

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