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令和5年度 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択

2023年12月22日

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2023年12月22日に日本学術振興会が令和5年度 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の採択結果を発表し、大阪公立大学(学長:辰巳砂 昌弘)を提案大学とする事業提案が採択されました。なお、公立大学を提案大学とする提案としては、唯一の採択となりました。

採択された提案内容

「イノベーションアカデミー事業の推進によるマルチスケールシンクタンク機能を備えた成熟都市創造拠点の構築」
(連携大学名:長岡技術科学大学、参画機関名:東北大学、奈良女子大学、徳島大学、大阪公立大学工業高等専門学校、ニューメキシコ大学、ブラウン大学、王立プノンペン大学、国立台南大学、パンヤピワット経営大学)

1)産学官民共創リビングラボを推進する「イノベーションアカデミー事業」を通じた共創研究の加速化
各キャンパスのリビングラボを連携させる全学ネットワーク型イノベーション・エコシステムを構築し、「総合知」の実践の場を提供。同時に、技術移転戦略体制の強化を図ります。

2)社会から信頼され、行政のブレーンとなる都市シンクタンク機能の醸成
産学官民の共創プロジェクトを推進し、地域の課題解決に向けた取り組みを通じてソーシャルキャピタルを醸成させます。そこから「おおさかモデル」を構築。また、アジア諸国の地域に適したSocial Impact指標を議論する場「アジアラウンドテーブル」を組成します。

代表者コメント(学長 辰巳砂 昌弘)

大阪公立大学は「総合知を駆使して社会課題に立ち向かう大型公立大学」として、全固体電池を基軸にしたエネルギー材料研究などの特徴ある研究シーズを、産学官民の共創を通して推進し、政策の立案や社会実装に積極的に貢献できる大学となりました。大阪の成熟都市化を本学が牽引し、「地域からの信頼を得ながらwell-being都市モデルを発信する未来アジアの都市シンクタンク」へと、成長することを目標としています。今回の採択は、その実現に向けて大きな弾みとなるものです。この事業の推進を通じて、様々な形で関西、日本、世界に貢献し、国内外からの信頼を得られる大学を目指します。

「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」について(文部科学省Webサイトより)

日本全体の研究力を向上させ、新たな価値創造を促進していくために、大学ファンドによる国際卓越研究大学への支援と並行して行う事業です。地域の中核大学や研究の特定分野に強みを持つ大学が、その強みや特色のある研究力を核とした経営戦略の下、他大学との連携等を図りつつ、研究活動の国際展開や社会実装の加速等により研究力強化を図る環境整備を支援することにより、我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群の形成を推進することを目的としています。

参考リンク

「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の令和5年度採択大学が決定しました(文部科学省 Webサイト)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/mext_00005.html

問い合わせ先

研究推進課 担当:日高
TEL 072-252-6189

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