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―初の大学参画者に― 国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト『Fry to Fly Project』に参画

2024年2月5日

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大阪公立大学はこの度、日揮ホールディングス株式会社が事務局を務めるSAF(持続可能な航空燃料)をテーマとした資源循環型社会推進プロジェクト「Fry to Fly Project」に参画しました。本プロジェクトに大学が参画するのは国内外で初めてとなります。

これにより、資源循環型・脱炭素社会の実現に向けて共創したアクションを起こすとともに、SDGsの推進と普及に貢献します。

「Fry to Fly Project」プロジェクトの概要

「Fry to Fly Project」は、日揮ホールディングスが事務局を務めるプロジェクトで、「廃食用油で空を飛ぶ!!全員参加型、できること無限のプロジェクト」を合言葉に、家庭や店舗などで発生する「廃食用油」という国内資源を原料とした国産SAFで、航空機が飛ぶ世界を実現しようとするものです。

Fry to Fly Project (日揮ホールディングス株式会社Webサイト)

使用済み油で空を飛ぶ!?Fry to Fly Projectのイメージ画像

本学関係者のコメント

大阪公立大学 副学長(学生・SDGs 担当) 大塚 耕司

大学として貢献できるSDGs推進を一層強化するため、この度、日揮ホールディングス等が推進する「Fry to Fly Project」に大学第一号として参画いたしました。このプロジェクトには産学官のさまざまな参画団体がおられ、協働・共創することで新たなアイデアや取り組みが創出され、また学生が積極的に参加することで未来社会のリーダー育成につながるなど、持続可能な社会の実現に向けた大きなアクションにつながると期待しております。

「Fry to Fly Project」参画に向けた両者のこれまでの取り組み

「Fry to Fly Project」の参画を視野に、大阪公立大学と日揮ホールディングスではさまざまな連携・取り組みを重ねてきました。

本学学生団体の環境部エコロ助が堺市イベント「SDGs fest.」に参加(2023年9月16日~18日)

クイズなどのワークショップや廃油回収活動の呼びかけを行い、「SDGsを身近に感じ、その達成に必要な行動を実践につなげる」という、「SDGs fest.」イベントの趣旨を促進するため活動しました。

環境部エコロ助が堺市イベント「SDGs fest.」に参加

秋の大学祭で集まった廃油300リットルをレボインターナショナル社に提供・回収(2023年11月22日)

環境部エコロ助も協力して秋の大学祭の主に出店で集まった廃油300リットルを、レボインターナショナル(日揮ホールディングスと連携してSAF事業に取り組む企業)に提供・回収してもらいました。

大阪公立大学X(2023年11月24日投稿)

写真:イベント参加の環境部エコロ助メンバー

「SDGs Fest.」参加の環境部エコロ助

写真:廃油を回収トラックに流し込む様子

廃油回収の様子

お問い合わせ

「Fry to Fly Project」加盟について
大阪公立大学 企画部 企画課 SDGs戦略会議事務局
Tel:06-6645-3056(阿倍野)、072-247-6023(中百舌鳥)
Eメール:kikaku-sdgs[at]ml.omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください

これまでの取り組みについて
大阪公立大学 企画部 広報課
Tel:06-6645-4545
Eメール:koho-list[at]ml.omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください

該当するSDGs

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