お知らせ
「国連・国際生物多様性の日」に附属植物園で研究者レクチャーと園内ガイドツアーを実施
2025年5月27日
- 研究
- 社会連携
2025年5月22日(木)、国連が定めた「国際生物多様性の日」に、本学附属植物園において「植物園で考える生物多様性とは」と題した2人の研究者による特別講義と園内ガイドツアーを実施。約40名が参加しました。
初めに園内の実習室で、名波 哲理学研究科教授・植物園園長による「森の植物園」といわれている本園の歴史や特色について、続いて厚井 聡理学研究科准教授による絶滅危惧植物の解説や本園の保全活動の取り組みについてレクチャーがありました。その後、名波園長を先頭に園内のガイドツアーに出発。カシやブナなど身近にある樹木の特徴や見分け方、日本にはメスの木しかいないヤマコウバシなどの珍しい植物の解説、本学にゆかりのあるメタセコイアのエピソードなどを聞きながら、参加者はメモしたり植物の写真を撮ったりしていました。「とても分かりやすいお話しで楽しみながら学ぶことができてよかった」「ぜひまた来たい」といった感想をいただきました。
本園は、文部科学省認定の共同利用・共同研究拠点「過去に学び未来を拓く植物多様性保全研究・教育拠点」ならびに環境省の認定希少種保全動植物園等の植物園として、植物学の基礎研究の対象となる多くの植物の収集と保存、絶滅危惧植物の保全活動などを推進し、植物学の発展に貢献するとともに、研究の成果を社会に紹介する活動に引き続き取り組んでいきます。
当日の様子
レクチャー会場の様子
名波教授・植物園園長
厚井准教授
ガイドツアーの様子
ガイドツアーで説明する名波教授・植物園園長
メタセコイアの葉と実
問い合わせ先
大阪公立大学附属植物園
TEL:072-891-2059(9:00~17:00)
Email:gr-bg-info[at]omu.ac.jp ([at]を@に変更してください。)
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