お知らせ
行政と協働、子ども向け「クビアカツヤカミキリ環境イベント」を開催
2025年7月16日
- 社会連携
- 教育
- 研究
- 産学官連携
2025年7月12日(土)、中百舌鳥キャンパスにて、「サクラを守れ!クビアカツヤカミキリ『夏の陣』」と題した環境学習イベントを開催しました。
本イベントは、大阪府並び地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、「おおさか環農水研」)が主催、堺市と本学が共催して実施し、事前申込のあった約45名の児童・保護者の皆さまにご参加いただきました。
当日は、農学研究科 環境動物昆虫学研究グループの上田 昇平准教授、おおさか環農水研の石井 亘自然環境グループリーダーが解説・リードし、クビアカツヤカミキリの生態や被害についてのオリエンテーション、園池(通称:府大池)周辺の桜の木を使った被害状況の説明、実際の捕獲体験、昆虫標本づくりなどを行いました。
捕獲体験では、合計61匹のクビアカツヤカミキリを捕獲し、駆除しました。参加者にとって捕獲体験だけではなく、学術的に外来種問題への理解を深める貴重な機会となりました。
会場内では、本学保有の昆虫標本の展示も行い、希少昆虫等の解説を行いました。本学は約40万点の昆虫標本を保有しており、環境学習や新種発見等の研究活動に活用しています。
また本イベントの応援団として、セレッソ大阪アンバサダーの勝矢 寿延さん、酒本 憲幸さんにも全プログラムにご参加いただき、子どもたちへの温かい声かけや捕獲活動への積極的な参加を通じて、イベントを大いに盛り上げていただきました。
本学は、今後も行政や地域と連携しながら、環境保全に向けた取り組みを継続してまいります。
当日の様子

上田准教授によるオリエンテーション

おおさか環農水研の石井自然環境グループリーダーによる昆虫標本づくりの説明

クビアカツヤカミキリ捕獲体験

昆虫標本の展示

クビアカツヤカミキリの標本づくりの様子

セレッソ大阪アンバサダーの勝矢さん
問い合わせ先
広報課
TEL:06-6967-1834
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
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