お知らせ

チーム医療を見据えた独自プログラム『3学科合同実習』を実施

2025年8月25日

  • 教育
  • 学生の活動

2025年7月22日(火)、医学部医学科・医学部リハビリテーション学科・看護学部の3年生を対象に、「3学科感染症合同実習」を実施しました。本実習は、将来の医療現場で求められる多職種連携を意識し、異なる専門分野の学生が共通の実習内容に取り組むことで、技術の習得と交流を促進することを目的とした、実践的プログラムです。
学生たちは5~6名程度のチームに分かれ、「手指消毒・鼻咽頭ぬぐい」「個人防護具の着脱」「ワクチン接種(予診票確認・筋肉注射)」といった感染症対策に関する基本的な手技について、各学科の教員や医学部附属病院の研修医から直接指導を受けました。実習では、各手技の正確な方法だけでなく、実施時の注意点や現場での応用についても丁寧に説明があり、学生たちは真剣な表情で取り組んでいました。
実習中は、チーム内で積極的に意見交換を行いながら、互いにアドバイスをし合う姿が多く見られました。異なる学科の学生同士が協力し合うことで、それぞれの専門性や視点の違いを理解し、チーム医療の重要性を実感する貴重な機会となりました。また、教員や研修医との対話を通じて、現場での実際の対応や経験談を聞くことができ、学生にとっては学びの幅が広がる有意義な時間となりました。
参加した学生からは、「他学科の学生と一緒に実習することで、普段の授業では得られない気づきがあった」「実際の医療現場に近い体験ができて、将来のイメージがより具体的になった」といった声が寄せられ、実習の充実度と教育効果の高さがうかがえました。

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鼻咽頭ぬぐい実習の様子

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   個人防護具の着脱実習の様子

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ワクチン接種実習の様子

問い合わせ先

〇学務課 医学部医学科・医学研究科担当
 gr-a-gakumu-medatomu.ac.jp

〇学務課 看護学部看護学科・看護学研究科担当
   gr-a-gakumu-nursatomu.ac.jp

at]を@に変更してください。

該当するSDGs

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