お知らせ

「大阪公立大学保有 絶滅危惧種の昆虫標本展 ~未来へつなぐ小さないのち~」を開催

2025年9月18日

  • 教育
  • 研究

2025年9月5日(金)から9月17日(水)まで、大阪府立中央図書館 1階展示コーナーAにて、「大阪公立大学保有 絶滅危惧種の昆虫標本展 ~未来へつなぐ小さないのち~」を開催しました。

本展では、大阪公立大学が所蔵する貴重な昆虫標本を展示し、日本や大阪府で絶滅危惧種に指定されている昆虫たちを紹介しました。訪れた方々は、標本を間近に観察しながら、生物多様性の大切さや絶滅危惧種を守る意義について理解を深めていました。

子どもから大人まで幅広い世代が関心を寄せ、来場者からは「大阪公立大学でこのような昆虫標本を保有しているとは知らなかった」「普段見られない昆虫を間近で見られて興味深かった」といった声が寄せられました。本展示を通じて、多くの方々に生きものを守る大切さを伝えることができました。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

標本を見る子ども

展示された標本

標本を見る子ども

展示の様子

農学研究科 平井 規央教授のコメント

近年、生物多様性の低下が大きな問題となっています。その対策の一つとして、生物を絶滅から守るために「レッドデータブック」や「レッドリスト」が作成されています。これらの中で絶滅危惧種を選定し、見直し・改訂を行うことで、保全活動に役立てられています。

今回の展示では、主に日本と大阪府で絶滅危惧種に選定された昆虫類について、大阪公立大学が所蔵する標本を用いて紹介しました。カワムラナベブタムシや中百舌鳥で採集されたオオウスバカゲロウなど、貴重な標本を特別に公開しました。

問い合わせ先

企画戦略課
Tel:06-6967-1847

該当するSDGs

  • SDGs04
  • SDGs15
  • SDGs17