お知らせ
学生協働開発プロジェクト 大阪公立大学公式アプリ「OMU+(オーエムユープラス)」が運用開始
2025年9月19日
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大阪公立大学は、スマートユニバーシティの実現を目指す、本学森之宮キャンパス(2025年9月24日開設)での利用を主な目的とし、2025年9月11日(木)に、大学公式アプリ「OMU+(オーエムユープラス)」をリリースしました。
「OMU+(オーエムユープラス)」とは
本アプリは、職員有志によるワーキンググループを結成した上で、本学の大学発ベンチャー企業「株式会社Affectify」に所属する学生スタッフとの協働体制で開発を行ってきました。課外活動団体の学生や学生スタッフとの意見交換も重ねながら、15か月に渡り開発が進められました。学生と教職員が一体となって作り上げたことで、より現場のニーズを捉えたアプリであることが最大の特徴です。また、学生の視点を生かした機能の実装と、教職員の業務知識を融合させることで、直感的で使いやすいアプリを実現しました。
開発に携わった学生によるアプリ説明の様子
開発の背景
2025年9月24日に森之宮キャンパス開設を控える中、本学においても、学生生活の満足度向上や業務の効率化を目的とした変革が求められていました。本プロジェクトでは、従来の大学ポータルサイトに対する「使いづらい」「情報が分散している」といった学生の声を起点に、学生・教員・職員協働の体制で企画・設計・開発を進めました。
学生個々人ごとの機能パーソナライズ化の設定に苦労しました。また、大学アプリを利用してもらう動機をどのように作るかという点が重要なため、試行錯誤しながら学生の意見聞き、より便利な機能を開発することを意識しました。長期間の開発期間を終え、アプリが完成し達成感でいっぱいです。今後は、利用者からのフィードバックを受け、さらなる機能向上を目指していきます。
株式会社Affectify」に所属する学生スタッフ
左:花房 亮雅さん
右:大井 智弘さん

主な機能
本アプリでは、一般的な大学アプリに実装されるお知らせ機能やデジタル学生証といった基本的な機能だけでなく、授業で出された課題を確認する機能、空き時間を過ごせる教室を見つけられる機能、時間割表示や履修授業のカタログ確認、休講や時間割変更の情報の表示など、学生からの意見を取り入れた各種の機能を搭載しています。また、アプリ上で部屋の予約を行い学生証で予約した部屋を開錠できる機能や「二次元バーコード」を使った出席登録機能など、スマートユニバーシティの一端となる機能も実装しています。加えて、アプリのプッシュ通知の活用や学生からの質問にオンラインで対応する学生デジタル窓口機能などの導入により、学生一人一人とのコミュニケーションを快適にし、大学生活に関するサポートを向上させます。
将来的には、本アプリを通じたパーソナルデータの安全活用により、例えば大学の研究対象者との結びつきを強化するなど、相互に情報のやり取りができる仕組みを構築していく計画です。本アプリは、スマートシティの情報連携の「窓口」としての役割を果たすことを目指しており、地域社会や大学研究のさらなる発展を支える基盤となることを期待しています。
アプリ操作画面
電子錠システムと連動した学生証による部屋予約が可能に
問い合わせ先
広報課
TEL:06-6967-1834
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
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