お知らせ

一般社団法人こども未来社会研究所を大学発ベンチャーとして認定

2026年2月9日

  • 産学官連携
  • 現代システム科学研究科
  • 研究

本学は一般社団法人こども未来社会研究所を大阪公立大学発ベンチャー企業として認定しましたので、お知らせいたします。
一般社団法人こども未来社会研究所は2025年4月4日に設立されたベンチャー企業です。AI等の技術を搭載した学校版スクリーニングシステムの開発と運用により、従来認知されることが難しかった生活課題グレーゾーン(潜在リスク層)の児童生徒を早期に発見し、「チーム学校」構築ノウハウを用い早期ケアにつなぐことを実現します。貧困、虐待、孤独・孤立、いじめ、自殺、ヤングケアラーなど、ますます多くの複雑化した困苦に直面するこどもたちを取り巻く課題の解決のための新しいアプローチを提案し、「こどもを誰一人取り残さない」「教師も誰一人取り残さない」社会の創造に貢献します。

現代システム科学研究科 現代システム科学専攻 山野 則子教授のコメント

私たちが開発した「YOSS®(Youngsters’ Obstacles Screening System)」は、学校現場に散在する客観的データを集積し、こどもたち全員をスクリーニングすることで、潜在的に支援が必要なこどもを可視化し、身近な地域資源等の支援や対応につなげる仕組みです。これまで福祉制度でも教育制度でも届きにくかった生活課題グレーゾーン(潜在リスク層)の児童生徒(研究調査ではこどもの約30%がこれに相当する)に目と手を行き届かせることを可能とし、特に実際に支援につなぐことを重視した制度設計(AIやソーシャルワーキング技術の利活用を含む)により、不登校児童生徒数が1/3になる、諸費滞納が84%改善するなど、大きな成果をあげています。
YOSSの普及に加え、関連人材の養成やこどもデータの連携等の取組を通じ、こどもたちの真の社会包摂を実現するため、これからも邁進していく所存です。

YOSSを活用したスクリーニングの流れ

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一般社団法人こども未来社会研究所について

【本社所在地】
大阪府堺市東区南野田337番地161

【代表者】
代表理事 山野則子

「YOSS」Webサイト

問い合わせ先

産学官民共創推進室
E-mail: gr-sngk-sucsuc[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

該当するSDGs

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