プレスリリース

森之宮キャンパス開設記念イベントシリーズ  大阪アジアラウンドテーブル2025 ~都市戦略を共創する国際的対話の場を大阪から~

2025年11月13日

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大阪公立大学では、「自ら稼ぐ大学」を目指し、産学官民の共創による新たな都市戦略の構築に取り組んでいます。その中核として、都市課題を俯瞰的に捉え、政策提言や実装につなげる「都市シンクタンク機能」の強化を進めています。

令和5年度文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」において、公立大学で唯一採択された本学は、「イノベーションアカデミー事業の推進によるマルチスケールシンクタンク機能を備えた成熟都市創造拠点の構築」を掲げ、大阪の都市発展を牽引し、アジアの都市シンクタンクへと成長することを目指しています。

その一環として、このたび新たに開設した森之宮キャンパスにおいて、「大阪アジアラウンドテーブル2025」を開催いたします。本会議は、アジアを中心とする各国の政策立案者・研究者・企業・自治体が一堂に会し、ヘルスケア・デジタル・防災といったテーマを軸に、次世代の都市戦略を議論・共創する場として実施します。単なる国際会議に留まらず、都市の未来を見据えた戦略的議論と実践的連携を促進し、大阪公立大学がアジア都市間の知的ハブとして機能していくことを目指します。

1.日時 2025年11月27日(木) 9:00~17:00

2.場所 大阪公立大学 森之宮キャンパス 4階 イベントホール(大阪市城東区森之宮二丁目1番132号)

3.プログラム 

時間 プログラム・内容
9:30~10:00 開会式
10:00~11:30

第1部 ヘルスケアセッション
「アジアにおける認知症包括ケアの重要性と展望」
アジア諸国で急速に進行する高齢化、それに伴う認知症の有病者の急増。研究者や専門家が自らの知見を紹介しつつ、認知症治療に関する次世代の"trial-ready cohort & dataset"の構想など、国際的な研究ネットワーク形成と都市連携の可能性を議論します。

休憩
13:00~14:30

第2部 デジタルセッション
「都市開発におけるデジタル技術活用とその課題について」
スマートシティ実装の最前線で直面する、収支バランスや投資回収の課題に焦点を当て、スマートシティ実現に向けた官民の適切な役割分担やリスク配分について議論します。

14:45~16:15

第3部 防災セッション
「気候変動時代のアジア防災」ー自治体・大学・企業の連携による持続可能なレジリエンスー
世界規模で災害が甚大化していく中、防災を新たな産業として育てるべく、官民連携のあり方や国際協力、その過程で果たすべき大学や研究機関の役割について議論します。セッションを通し、持続可能で実効性のある防災体制の構築に向けた協働モデルを探ります。

16:30~16:45 閉会式

4.参加者 プレスリリース別紙参照(2025.11.14 所属名称を一部修正)

※注意事項
全プログラムの言語は英語となります。同時通訳等の用意はございませんので予めご了承ください。

関連情報

下記のイベント情報をご参照ください。
大阪アジアラウンドテーブル2025

本件に関する問い合わせ先

大阪公立大学 産学官民共創推進室 若木・盛田
TEL:072-247-6092
E-mail:gr-sngk-omu[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

取材に関する問い合わせ先

大阪公立大学 広報課
担当:川上・森
TEL:06-6967-1834
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

プレスリリース全文 (747.6KB)

アジアラウンドテーブル2025チラシ (516.3KB)

該当するSDGs

  • SDGs04
  • SDGs09
  • SDGs13