朝日賞

2012年度

神谷 信夫特別招へい教授

植物はどうやって酸素を生み出すのかー光合成のなぞを解く鍵となる「マンガンクラスター」という物質の分子構造を解明した研究成果が評価され、受賞。

この研究成果は、2011年4月【電子版】の英科学誌ネイチャーに掲載されたことがきっかけとなり、その後多くの国内メディアにも紹介されました。

また2011年末には米国科学誌サイエンスで『2011年10大ブレークスルー』の1つにも選ばれています。

朝日賞のページ(朝日新聞社サイト)

略歴と研究について(特別招へい教授の紹介ページ)

2007年度

山中 伸弥 大阪市立大学特別栄誉教授(大阪市立大学大学院医学研究科修了))

「万能細胞作製に関する新手法の開発と実証」により受賞。

2006年8月、世界で初めてiPS細胞(induced pluripotent stem cell、人工多能性幹細胞)を作製することに成功。再生医療や創薬、病気の解明などに役立つと期待されました。

2012年には「成熟した細胞に対してリプログラミングにより多様性(分化万能性)を持たせられることの発見」によりノーベル生理学・医学賞を受賞。

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平成20年、「朝日賞」受賞時の写真受賞時の写真(左から3人目)

朝日文化賞(1950年度)

三木 茂氏(元理工学部教授)

1941年に化石植物「メタセコイア」を発見した功績により、受賞。 化石植物発見後、中国四川省で生存個体が発見されました。アメリカの学者チェイニー博士がこの種子を育成し、日本での保存活動を呼びかけ、三木博士が保存会を設立しました。1950年にアメリカから100本の苗木が贈られ、そのうちの1本が現在も理学部附属植物園にあります。

※1976年より朝日賞に名称変更

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