最新の研究成果

人工光合成研究センターの天尾 豊 所長らの論文が「Sustainable Energy & Fuels」誌の表紙に採用

2022年8月29日

  • 研究推進機構

人工光合成研究センターの天尾 豊 所長らの研究グループの論文「Colloidal platinum nanoparticles dispersed by polyvinylpyrrolidone and poly(diallyldimethylammonium chloride) with high catalytic activity for hydrogen production based on formate decomposition」がRoyal Society of Chemistryが発刊する「Sustainable Energy & Fuels」誌の表紙を飾りました。

 

本研究では、陽イオン性高分子によって機能化した白金微粒子を使い、ギ酸からの水素製造効率を飛躍的に向上させることに成功しました。表紙のデザインは、陽イオン性高分子によって機能化した白金微粒子を花火の種に見立て、ギ酸に着火すると水素と二酸化炭素が打ちあがる様子をイメージしています。

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掲載論文

Sustainable Energy Fuels, 2022,6, 3717-3721
https://doi.org/10.1039/D2SE00865C 

研究支援

本研究は飯田グループホールディングス株式会社との共同研究成果です。

参考

人工光合成研究センターWebサイト

お問い合わせ

人工光合成研究センター・大学院理学研究科
教授 天尾 豊(あまお ゆたか)
Tel06-6605-3726
E-mail:amao[at]omu.ac.jp
※ at]を@に変更してください。

該当するSDGs

  • SDGs07