在学生の声

在学生の声

物事を客観的に捉えることで、論理的思考力を身につける

博士前期課程2年 埋田 実可子さん

博士前期課程に進学し、この1年間で大きく変わったことは、物事の「捉え方」です。同期や先輩方を含め他分野の方と関わる機会も多く、より多角的な新しい視点を取り入れる契機となりました。臨床現場では物事を主観的に捉えがちでしたが、研究に携わることで物事を客観的・科学的に捉えられるようになり、論理的思考力が身につきました。研究を行うのは想像以上に大変で、まだまだ学ぶべきことは多いですが、この1年間だけですでに進学した価値があったと思います。

看護師におけるエビデンスに基づいた実践(EBP)の推進を目指して

博士後期課程1年 古木 秀明さん

看護師として病院で勤務した後、看護師におけるエビデンスに基づいた実践(EBP)を推進するための研究に取り組みたいと考え、大阪府立大学大学院博士前期課程(看護情報学)に進学しました。博士前期課程では、同期と協力して授業や課題に取り組みました。また、研究は指導教員からの指導に加えて、同じ教室の院生と議論することで、研究方法や分析結果などの理解を深めながら、取り組むことができました。博士前期課程修了後は、大阪公立大学大学院博士後期課程(看護情報学)に進学しました。博士後期課程では、これまで以上に思考力や表現力、主体的な研究能力が求められるため、博士前期課程での学びを活かしつつ、日々研究や学習に取り組んでいます。大学院生活を通じて、看護師におけるEBPの推進に貢献できるよう努めたいと考えています。