刊行物

法学雑誌

1953年4月の法学部の独立を契機として、とりわけ若手教員の要望により『法学叢書』の刊行と並行して季刊雑誌を刊行しようという気運が高まり、翌年3月に『法学雑誌』が創刊されました。それ以来、創刊の言葉「これに収める内容は法律学及び政治学の各分野にわたり、また、その学問的傾向態度にもそれぞれ執筆者の個性が出るであろうが、われわれの目標とするところは、ただ自由な研究を通じて真理に近づくことである」の精神を堅持しつつ、『法学雑誌』は、自由にしてしかも厳しい学問的雰囲気のなかで教員・院生により生み出されてくる数多くの論文に随時発表の機会を与え続けてきました。現在までにその数は68巻(原則として年度ごとに4号刊行)に及んでいます。

 

法学叢書

法学叢書は、法学部のスタッフが執筆し、有斐閣から刊行される研究書シリーズです。1951年に第1巻が発行されて以来、ほぼ毎年1冊ずつ刊行され、現在では65巻(別冊2冊)に及んでいます。このシリーズに含まれる各研究所は、いずれも学会の注目を集めており、本学部に対する高い評価につながっています。