刊行物

法学雑誌

法学雑誌とは

1953年4月の法学部の独立を契機として、とりわけ若手教員の要望により『法学叢書』の刊行と並行して季刊雑誌を刊行しようという気運が高まり、翌年3月に『法学雑誌』が創刊されました。それ以来、創刊の言葉「これに収める内容は法律学及び政治学の各分野にわたり、また、その学問的傾向態度にもそれぞれ執筆者の個性が出るであろうが、われわれの目標とするところは、ただ自由な研究を通じて真理に近づくことである」の精神を堅持しつつ、『法学雑誌』は、自由にしてしかも厳しい学問的雰囲気の中で教員・大学院生により生み出されてくる数多くの論文に随時発表の機会を与え続けてきました。現在までにその数は70巻(原則として年度ごとに4号刊行)を超えています。

法学会員以外の方にも、残部がある限り実費でお分けしておりますので、法学会までご連絡ください。

法学雑誌掲載論文のオンライン公開について

『法学雑誌』掲載論文は、2010年の「大阪市立大学学術機関リポジトリ」の発足に合わせて、57巻1号(2010年)以降のものについては、一部を除いて、本学のリポジトリにおいてオンライン上で公開することとし、今日に至っています。

なお、同リポジトリの前身となる「紀要論文データベース」において公開されていた論文(43巻1号(1996年)~56巻3号 (2010年)に掲載された論文)については、執筆者に公開の諾否を確認することができないため、公開の対象から外すこととし、執筆者から公開希望のお申し出があったものに限り、本学のリポジトリにおいて公開することとしております。 該当論文の執筆者で、本学のリポジトリでの論文のオンライン公開を希望される方がおられましたら、法学会までご連絡ください。

法学雑誌 目次インデックス

法学叢書

法学叢書は、法学部・法学研究科の教員が執筆し、有斐閣から刊行される研究書シリーズです。1951年に第1巻が発行されて以来、ほぼ毎年1冊ずつ刊行され、現在では65巻(別冊2冊)に及んでいます。このシリーズに含まれる各研究書は、いずれも学界の注目を集めており、本学部・本研究科に対する高い評価につながっています。