法学雑誌第9巻目次

第1号(1962.7.20)

論説

書名 著者
「ジョン・ブラウン弁護論」前後 -H・D・ソーロウの抵抗と思想- 山崎 時彦
船荷証券記載の効力 谷川 久
明治期における仲裁裁判の先例(4) 石本 泰雄
徳川幕府における人売買に関する法の研究(2・完) 牧 英正

 

資料

書名 著者
イギリス法における行政審判所および審問手続の実態(2) 下山 瑛二

 

第2号(1962.11.30)

論説

書名 著者
労働協約の法構造 水島 密之亮
イギリス行政法における宣言的判決 declaratory judgement をもとめる訴(1) 下山 瑛二
明治期における仲裁裁判の先例(5) 石本 泰雄

 

資料

書名 著者
関西地区経営者層の政治意識 -アンケートの概括的集計- 吉富重夫・田村浩一
芸能出演契約の実態と問題点(1)-映画・放送の出演契約を中心として- 植林 弘

 

第3・4号[西原・水島・内藤教授退任記念号](1963.3.10)

論説

書名 著者
自然法における「法」の概念 阿南 成一
戸婚律放家人為良還圧条の研究 牧 英正
唐代公解の法と制度 奥村 郁三
イギリスの County Court[県裁判所]にかんする一考察-統計的考察- 下山 瑛二
法思想史における律法主義の一断面 -パリサイ派の場合- 赤井 節
地方自治と憲法改正問題 -憲法調査会の報告書を読んで- 原 龍之助
憲法調査会と改憲の動向 黒田 了一
公法契約理論の反省と現代的意義 南 博方
最近のドイツ・スイスにおける権力分立理論 栗城 寿夫
明治期における仲裁裁判 -若干の考察- 石本 泰雄
不利益変更禁止と刑の執行猶予 -ドイツにおける論争について- 高田 卓爾
自救行為に関する諸問題 高橋 敏雄
チューダー期における治安判事関係立法 田村 浩一
コンスピラシーの考察 -共謀共同正犯との関連において- 萩原 玉味
放送をめぐる著作権 谷口 知平
近親者固有の慰謝料請求権とその法的構成 -近時の判例を中心として- 植林 弘
経済秩序の進展と経済法の生成 -一つの覚え書- 実方 正雄
海上運送人の責任の除斥期間 谷川 久
訴訟対象と既判力対象 小室 直人
諸外国のショップ制 本多 淳亮
法律行為の無効と給付物の取戻し 鈴木 録弥
株式会社の法的構造と「所有と、経営ないし支配の分離」命題 宮川 茂夫
株式の概念をめぐって -株式債権説への若干の疑問- 小畑 雄次郎
行政管理における価値体系の転換 吉富 重夫
Civil Disobedience の系譜 山崎 時彦
大久保利通における「国本相固メ論」 池田 清
朝鮮戦争と国府軍使用問題 神谷 不二
  西原寛一・水島密之助・内藤乾吉教授-略歴および著作目録 (編集委員会)