学修サポート

学修サポートとは

入学前

入学前サポート

1月の入学手続き時に、教員による個別相談を行います。3月上旬頃の新入生向け説明会では、法科大学院での学習をスムーズに始められるよう、授業や学習方法などについて説明します。本学出身の若手弁護士による学習オリエンテーションも行われます。

入学から修了まで

導入プログラム

1年生向けには、入学直後に法律学習の前提となる知識・情報を修得する未修者向けプログラムがあります。2年生向けプログラムは、司法試験で必要とされる知識・能力と授業がどのような関係を持つかを明らかにします。このプログラムの受講によって、スムーズかつ効果的に授業を受けられるようになります。

履修ガイダンス

各学期の授業開始前に各担当教員による科目別ガイダンスがあります。授業の進め方等を説明します。

クラス担任制

学生1名につき2名の担任教員が配置されます。面談等を通じて、学習上の悩みや要望等について相談することができます。

オフィス・アワー

授業時間以外でも個別に納得がいくまで質問することができます。学習相談にも応じます。

アカデミック・アドバイザー制度

本学出身の若手弁護士から、正課の授業の補助としてさまざまなアドバイスを受けることができます。希望者を対象とするクラス単位の勉強会および個別の学習相談等を行っています。

司法試験合格者による相談会

司法試験合格者と交流を深める場です。合格者に学習相談すること等によって、学習の時間・内容・方法が、合格者の実際に行ってきた学習等と比べて、適切かどうか点検し、改善する契機となります。合格者が体験談を語り、その後、学生が個別に相談する形式です。

修了から合格まで

法曹養成研修生制度

本専攻修了後5年以内は、「法曹養成研修生」(半期7,000円)として、司法試験受験のため引き続き本研究科の学習支援の下で自学自習を希望する修了生に対し、所定の手続きを経ることで、杉本図書館、法曹養成専攻学習室、法曹養成専攻資料室、その他必要な施設等の利用を認めています。また、アカデミック・アドバイザーの指導を受けることができるなど、在学時とほぼ同じ環境のもとで学習を進めることができます。

キャリアアドバイス窓口制度

社会のさまざまな分野で活躍する修了生から在学生や最近の修了生が進路についてのアドバイスを受けられる制度です。相談に応じるキャリアアドバイザーたる修了生には弁護士(法律事務所で働く者の他、企業等に勤務するインハウスローヤーを含む)はもちろん、裁判官、検察官、さらに企業法務員、各種公務員等がいます。

アカデミック・アドバイザー

アカデミック・アドバイザーとは

本学ロースクールでは、本学の修了生である若手弁護士の方々にアカデミック・アドバイザーへの就任をお願いしています。在学生は、アカデミック・アドバイザーから、正課の授業の補助として学修上のさまざまなアドバイスを受けることができます。それによって、基礎的な学習の理解を深めたり、判例等の分析能力や文書の作成能力を高めたりすることができます。新しい情報を持つ先輩から具体的なアドバイスを受ける絶好の機会となります。
希望者を対象とするクラス単位の開講のほか、メール等による相談を含め個別の学習相談も受け付けています。

アカデミック・アドバイザーによるクラスの例

1年次生クラス

本クラスは本学ロースクール未修クラス出身の弁護士が担当し、勉強の仕方や答案の書き方等について在学時の経験を基にしたヒントを提供し、また授業と連携しながら基本的な問題を用いた演習を行います。堅苦しいものではなく、勉強を進めていく上での様々な疑問や不安についての相談の場でありたいと考えています。
本クラスでは、以下の3つの能力をよりよく定着させることを到達目標とします。

  1. ロースクールで求められる法的思考の基礎
  2. 授業で学んだ知識を必要な場面でアウトプットする能力
  3. 順序立てて説明する能力の基礎

 

2年次生通常クラス

本クラスは、文章から事案及び法的問題点を把握する力(事案分析能力)、把握した法的問題点について自らの意見を論理的に記述する力(文書作成能力)の基礎を築くことを目標とします。事前に設問を出しますので、受講者は法的メモ等を作成して授業に出席することとなります。
原則的にはゼミ形式で授業を進めますが、適宜、講義方式を取り入れたり、受講者からの質問へのフォローも行います。授業で学んだ内容をアウトプットする場としても、活用できることと思います。

受験生クラス

法律実務家として必要な文書作成能力・事案分析能力・問題解決能力の向上を目的とし、事例演習、文書作成指導を行います。課題を出すので、全員がこれに沿った準備をして参加することになります。