研究会

2023年度 大阪公立大学 動物社会学研究会

昨年同様に、外部の方もオンラインで参加いただけます。
新たに参加を希望される方は下記連絡先までメールにてご連絡ください。

日程表(最終更新:2024年2月21日)

開催日 発表者 タイトル(クリックで要旨)
第1回 12月 2日(土)

西田 光希(M2)

Neolamprologus pulcher 幼魚における顔の異人種効果の検証 〜顔認知はいつ同地域個体に特殊化するか?〜

橋本 爽良(M2)

トゲウナギに追従する魚食性シクリッドの狩り戦略は両者にどのような利益やコストをもたらすのか?

第2回 12月 9日(土)

大田 遼(M2)

ホンソメワケベラの鏡像自己認知から探る魚類における仮説検証の可能性

舩野 奈々(M2)

トゲウオ雄の攻撃行動は生得的開発機構では説明できない

第3回 12月16日(土)

林 耕太(M2)

アユは顔に基づき個体識別し、Dear Enemy 関係を築くことで縄張りを維持している

坂井 俊介(B4)

猛毒植物シキミ上の節足動物群の季節的動態

第4回 12月23日(土)

岡本 鼓都里(B4)

野外におけるミナミメダカの繁殖生態 〜夜間の動画撮影から分かってきたこと〜

小林 永慈(B4)

自己意識は魚類の脳のどこに宿るのか 〜ホンソメワケベラの鏡像自己認知を用いた検証〜

第5回 12月28日(木)

細田千咲(M2)

共同的一妻多夫の成立要因に迫る 〜タンガニイカ湖産Julidochromis ornatusの優位オス除去実験より〜

第6回  1月 6日(土)

長井 勇樹(M1)

エビとハゼの共生関係は環境中の餌量で変化するのか? 〜異なる環境に生息する同種エビ-ハゼペアの行動比較〜

中野 翔太(M1)

イトヨにおける鏡像自己認知の結果と鏡の道具利用のはじまり
第7回  1月13日(土)

安藤 芳人(M1)

Neolamprologus pulcherは概念を持っているのか? 〜そして「動物が概念を持つ」とは?〜

寺嶋 健(M1)

都市緑地に生息する繁殖期鳥類相の長期的な変化:大阪における2000年と2022年の比較
第8回  1月20日(土)

北田 順也(M1)

(ゲスト:神戸大)

近藤 湧生(特任)

琵琶湖固有種ニゴロブナによる母田回帰メカニズム:階層的ナビゲーション仮説の検証

ミナミメダカの野外生態調査をはじめて 〜少しずつ分かってきた野外での繁殖生態〜

第9回  1月27日(土)

小林 優也(D2)

クマノミの非繁殖雄がグループに滞在する意義はあるのか?

十川 俊平(研究員)

哲学で再考する生物学
第10回  2月 3日(土)

村上 久

シオマネキにおけるproto metacognitionの可能性

(ゲスト:京工繊大)

小林 大雅(D2)

従来の手法と鏡を用いた新手法によるホンソメワケベラを用いた魚類において初となるメタ認知の検証

第11回  2月10日(土)

井上 諒一(D1)

タンガニイカ湖産カワスズメ科魚類の鳴音の記載とその役割の解明

安房田 智司

協同繁殖魚Julidochromis ornatusのサイズヒエラルキー社会
第12回  2月16日(金)

中村 俊介 (M1)

種間相互作用がもたらす海産カジカ科魚類の産卵管長の種内変異
第13回  2月17日(土)

日髙 諒(D1)

協同繁殖魚Neolamprologus savoryiは協力関係の維持に罰を使うか?~念願のタンガニイカ湖に行ってきた~

幸田 正典(特任)

ホンソメのMSR研究からのブレイクスルー: III 生物進化の捉え方再考
第14回  2月24日(土)

山尾 僚

(ゲスト:京大生態研)

植物の行動生態学:自他および血縁識別を中心に

吉川 徹朗

気候変動が生物群集に与える影響の評価:日本の森林群集での事例

※発表者の都合によりスケジュールが変更される可能性があります。
 最新の情報は研究室HPトップの「動物社会学研究会のご案内」をご覧ください。

連絡先

安藤(研究会渉外担当) se23697g★st.omu.ac.jp
★を@マークに変えて送信してください。

2022年度 大阪公立大学 動物社会学研究会

日程表

開催日 発表者 タイトル(クリックで要旨)
第1回 12月 3日(土)

井上 瑞樹(M2)

プルチャーにおける共感能力の研究 ~雄は相手に応じて救援行動を変化させる~

岩田 祐典(M2)

魚類のあくび伝染 ―Neolamprologus pulcherの性別・親密度の異なるペアで比較―

第2回 12月10日(土)

北口 あやの(M2)

生息場所の餌量の違いはテッポウエビとハゼの相利共生の繋がりの強さに影響を及ぼすのか? 7種の行動比較から

寺嶋 建(B4)

都市緑地とそこに生息する鳥類相の長期的な変化 ―大阪における2000年と2022年の比較―

第3回 12月17日(土)

中野 翔太(B4)

ハリヨの顔入れ替えモデルを用いた鏡像自己認知の検証

畑 泉帆(B4)

ホンソメワケベラを対象とした世界初の自己写真によるマークテスト

第4回 12月24日(土)

安藤 芳人(B4)

プルチャーは“他者の姿”の概念を作るのか?~帰納・演繹による、モデル写真に対する応答の決定~

長井 勇樹(B4)

エビ-ハゼ間の音響コミュニケーションとエビの個体識別能力

第5回  1月 7日(土)

小林 大雅(D1)

ホンソメワケベラにおける自己心象に基づいたメタ認知の検証

西田 光希(M1)

魚類の異人種効果 -顔に地域変異のあるNeolamprologus pulcherは別地域の顔を識別できない-
第6回  1月14日(土)

大田 遼(M1)

魚類は仮説検証をするのか? ~ホンソメワケベラの鏡像自己認知から~

林 耕太(M1)

アユは相手の顔を見て個体識別している? ~モデル提示による検証~
第7回  1月21日(土)

近藤 湧生(特任)

研究されて1世紀、実は全然分かっていない?メダカの生態

十川 俊平(研究員)

鏡像自己認知能力から見直す自己意識・自己概念・自覚
第8回  1月28日(土)

川坂 健人(特任)

個性的な模様はなんのためにある?N. pulcherにおける顔模様の発達とヘルパーへの移行時期

舩野 奈々(M1)

イトヨオスの闘争行動は、赤い婚姻色の鍵刺激への反応として説明できるのか?
第9回  2月 4日(土)

小林 優也(D1)

一夫一妻の種であるクマノミは古典的一妻多夫にもなるのか?

林 希奈
(ゲスト:OIST)

クマノミ類の共存と競争に影響を与える色彩パターン
第10回  2月11日(土)

細田 千咲(M1)

協同的一妻多夫魚Julidochromis ornatusの優位オスの除去は他のグループメンバーにどのような影響を与えるのか?

橋本 爽良(M1)

トゲウナギMastacenbelus mooriiに追従する魚食性シクリッドLepidiolamprologus elongatusの狩り戦略と利害関係
第11回  2月25日(土)

幸田 正典(特任)

ホンソメの自己認識研究がもたらす動物の行動 ~認知研究の夜明け~

大崎 遥花
(ゲスト:京大農)

クチキゴキブリの雌雄が配偶時に行う翅の食い合い:これまで、そしてこれからゴキブリは何を見せてくれるのか
第12回  3月 4日(土)

吉川 徹朗

多様な動物たちが果たす種子散布の機能

吉田 将之

(ゲスト:広大統合生命)

サカナの脳と行動の比較生物学
第13回  3月11日(土)

安房田 智司

14年振りのザンビアを訪れて考える今後のタンガニイカ研究
伊藤 岳(特任) 海産カジカ科魚類における精子形成と運動性の適応的意義の検証

※発表者の都合によりスケジュールが変更される可能性があります。
 最新の情報は研究室HPトップの「動物社会学研究会のご案内」をご覧ください。